BLOG

SEOに効く！WordPress構築時に必ず入れる構造化データ＆メタ設定


SEOに効く！WordPress構築時に必ず入れる構造化データ＆メタ設定

サイトを作っただけでは埋もれてしまうのが現実。
検索結果で目立ち、クリック率を高めるには、構造化データ（Schema.org）と適切なメタタグの実装が必須です。
もちろんAll in One SEOプラグインを入れるだけでも強力なSEO対策が可能ですが、プラグイン＋手書きJSON-LDで更に精度を高める方法を、実装例つきでご紹介します。

1. 構造化データとは？

検索エンジンに「この記事は何の情報か」を正しく伝える仕組みです。
JSON-LD形式でページに埋め込むことで、Googleのリッチリザルト（星評価、パンくずリスト、FAQスニペットなど）を狙えます。

※All in One SEO の「JSON-LD出力機能」でも出力可能ですが、コードを手書きすることで細かな調整や翻訳ミスの修正ができます。

2. Article スキーマの実装

ブログ記事やお知らせページには必ず以下を追加します。
<script type="application/ld+json">…</script> を —header.phpの<head>内またはwp_headフックで記述します。 

// header.php または functions.php の wp_head フック内
<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Article",
  "headline": "",
  "description": "",
  "datePublished": "",
  "dateModified": "",
  "author": {
    "@type": "Person",
    "name": ""
  },
  "publisher": {
    "@type": "Organization",
    "name": "山キノコロリ Web事業部",
    "logo": {
      "@type": "ImageObject",
      "url": "/assets/logo.png"
    }
  },
  "image": {
    "@type": "ImageObject",
    "url": ""
  }
}
</script>

3. Breadcrumb（パンくずリスト）Schema

ユーザーと検索エンジンの両方に「今このページはサイトのどこか」を示します。
functions.phpで下記コードを追加し、「ホーム」が翻訳で“家”と表示される問題も修正できます。 

// functions.php
add_action( 'wp_head', function() {
  if ( !is_singular() ) return;
  $items = [];
  $pos = 1;
  // “ホーム” ラベルを固定
  $items[] = [
    "@type" => "ListItem",
    "position" => $pos++,
    "name" => "ホーム",
    "item" => home_url()
  ];
  if ( is_single() ) {
    $cat = get_the_category()[0];
    $items[] = [
      "@type" => "ListItem",
      "position" => $pos++,
      "name" => $cat->name,
      "item" => get_category_link( $cat->term_id )
    ];
    $items[] = [
      "@type" => "ListItem",
      "position" => $pos++,
      "name" => get_the_title(),
      "item" => get_permalink()
    ];
  }
  echo '<script type="application/ld+json">'
     . wp_json_encode([
         "@context" => "https://schema.org",
         "@type" => "BreadcrumbList",
         "itemListElement" => $items
       ])
     . '</script>';
});

4. FAQPage スニペット（任意）

よくある質問ページにはFAQPageスキーマを追加すると効果的。
ACFのリピーターフィールドでFAQ項目を管理し、下記JSONを出力します。 

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [
    {
      "@type": "Question",
      "name": "よくある質問1のタイトル",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "回答テキスト"
      }
    }
    // ...繰り返し
  ]
}
</script>

5. 必須Metaタグ＆Open Graph

タグ 設定例
<meta name=”description”> <?php echo esc_attr( wp_strip_all_tags( get_the_excerpt(), 100 ) ); ?>
<meta property=”og:title”> <?php echo esc_attr( get_the_title() ); ?>
<meta property=”og:description”> <?php echo esc_attr( get_the_excerpt(), 100 ); ?>
<meta property=”og:image”> <?php echo esc_url( get_the_post_thumbnail_url() ); ?>
<meta name=”twitter:card”> summary_large_image

6. WordPressは“まだまだ現役”

「WordPressは古い」という声もありますが、
– 開発コストが低い
– プラグインエコシステムでSEO強化が容易
といったメリットから、いまも最適なCMSです。
山キノコロリ Web事業部はWordPressフルカスタマイズのプロフェッショナルとして、
プラグインと手書きコードを組み合わせた最強の実装をご提供します。

構造化データとメタ設定はSEOの基礎

プラグインだけでなく、functions.phpでの微調整を加えることで、
完全制御＆高信頼なSEO設計が叶います。
WordPressの可能性を最大化したい方は、ぜひご相談ください！

まとめ

1) Article & Breadcrumb JSON-LDでリッチリザルト
2) Meta description／OGP／Twitter CardでSNS最適化
3) All in One SEO でワンクリック実装＋手書きで微調整

これらを組み合わせることで、低コスト＆高効果のSEO基盤を構築できます。

ご相談ください

「プラグインだけでは足りない」「自社構造化データを完全制御したい」といった方は、
初回無料ヒアリングで最適な設計プランをご提案します。
▶ お問い合わせフォーム

BACK