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WordPressで構造化データを極める|All in One SEO活用&Understrap(Bootstrap 5)対応ガイド

構造化データは、GoogleのリッチリザルトやSNSでの視認性を高める強力な仕組みです。
本記事ではAll in One SEOプラグインの機能を使った構造化データの挿入方法と、
Understrap(Bootstrap 5ベースのテーマ)による軽快なレスポンシブ設計のポイントを解説します。


1. 構造化データがもたらすメリット

  • リッチリザルト対応:星評価・FAQ・パンくずなどが検索結果で目立つ
  • アクセシビリティ強化:スクリーンリーダーなどにも意味を正しく伝えやすい
  • SNS共有最適化:OGPとJSON-LDでFacebook/Twitterでの表示が向上

2. All in One SEOでスキーマをラクに挿入

All in One SEOスクリーンショット

All in One SEO の「一般設定」→「構造化データ」タブから、
パンくずリストや <Article>スキーマなどを出力できます。
ページ内への挿入は、次の方法から選択可能です。

  • ブロックエディタ:専用ブロックでドラッグ&ドロップ
  • ショートコード:`[aioseo_breadcrumb]` や `[aioseo_schema]` を貼り付け
  • ウィジェット:外観→ウィジェットに「パンくず」ウィジェットを配置
  • PHPコード:`schemas->outputBreadcrumb(); ?>` をテーマに埋め込む

同じ画面で出力内容(ラベル・JSON-LD設定)をカスタマイズできるため、翻訳ミスやフィールド追加も簡単です。


3. Understrap(Bootstrap 5)で軽快テーマ構築

Understrap

テーマが重いとユーザー体験が損なわれるため、Understrapのように
Bootstrap 5 をベースにしたシンプルテーマを利用し、必要なコンポーネントだけを取り込むのが◎です。

<!-- head内でCSSを必要最小限に -->
<link rel="stylesheet"
      href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.3.0/dist/css/bootstrap.min.css"
      integrity="sha384-…" crossorigin="anonymous">

<!-- footer付近でJSを遅延読み込み -->
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bootstrap@5.3.0/dist/js/bootstrap.bundle.min.js"
        defer integrity="sha384-…" crossorigin="anonymous"></script>

UnderstrapならSCSS変数やユーティリティAPIを活用して、
モバイルファーストかつ高速表示を実現できます。


4. 実践ステップまとめ

ステップ アクション
① スキーマ設定 All in One SEO の一般設定→構造化データで有効化
② 挿入方法選択 ブロック/ショートコード/ウィジェット/PHPコードのいずれかで配置
③ テーマ軽量化 Understrap/Bootstrap 5 で必要箇所のみ読み込み
④ パフォーマンス CSS/JSを遅延読み込み&キャッシュ活用

まとめ & ご相談

All in One SEO と Understrap(Bootstrap 5)を組み合わせれば、
手軽に構造化データ対応+高速レスポンスを両立できます。
「もっとカスタマイズしたい」「Nuxt.jsヘッドレスCMSも試したい」という方は、
山キノコロリ WEB事業部にお任せください!

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