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【仕事の心得】駆け出しコーダーに伝えたい、信頼される制作者の姿勢とは

はじめての案件、はじめてのクライアント。
右も左もわからないまま、手探りで進めたあの頃のことは、今でもよく覚えています。
どんな仕事もそうですが、技術だけではなく「どんな姿勢で向き合うか」がとても大切だと感じています。
今回は、日々の業務の中で山キノコロリ WEB事業部が大切にしている仕事の心構えを、等身大の視点でまとめてみました。
駆け出しのコーダーさんにとって、少しでも参考になるところがあれば嬉しいです。
また、制作パートナーをお探しの方にも、「どんな姿勢で取り組んでいるのか」を知っていただく機会になれば幸いです。


デザインの再現性は、まず最初の信頼

コーダーの役割は、デザインをそのまま形にすること。
でも、実際には「完全再現」は簡単なことではありません。
フォントのサイズや余白、細かなあしらいに宿る意図を汲み取りながら、丁寧に落とし込んでいく。
デザイン通りに実装することは、制作者同士の信頼の第一歩になると考えています。


事前のすり合わせが、後のトラブルを防ぐ

「この仕様、聞いていなかった…」
そんなすれ違いを避けるためにも、最初のミーティングで不明点を整理しておくことを意識しています。
工数がかかりそうな部分や、技術的に確認が必要な点は、なるべく早めに共有。
手戻りや認識違いが減ることで、全体の進行もスムーズになります。


無理なことは正直に。言い方に気を配る

できれば「大丈夫です」と言いたくなってしまう気持ち、よくわかります。
でも、無理をして引き受けた結果、品質やスケジュールに影響が出てしまえば、かえってご迷惑をかけてしまいます。
できないことは、曖昧にせず正直に。ただし、言い方には注意して、
「少し時間をいただければ可能かもしれません」「調査が必要です」といった柔らかい表現でお伝えするよう心がけています。


デザイナーの意図に寄り添う

なぜこの余白? なぜこの動き?
表面的な実装にとどまらず、「このデザインにはどんな意図があるのか?」と考えることが大切だと思っています。
迷ったときは、遠慮せず確認するようにしています。
その一言が、完成度にも、関係性にも良い影響を与えてくれると感じます。


あとから出てくる仕様には柔軟に

制作の現場では、「やっぱりここ、こうしたいんだけど…」という相談はつきものです。
内容やタイミングにもよりますが、軽微な変更であれば、できる限り柔軟に対応したいと考えています。
「今回はサービスで対応しておきますね」
そんな一言が、次のお仕事につながることもあります。


一つひとつを丁寧に。「次がある」とは限らない

どんなに小さな案件でも、次につながるかどうかは、目の前の仕事次第。
「失敗したら終わり」というプレッシャーではなく、
「この1件に全力を尽くそう」という前向きな姿勢で、ひとつひとつ丁寧に取り組むようにしています。
その積み重ねが、信頼を築いていくのだと思います。


まとめ

コーディングの仕事は、ただコードを書くことではなく、
クライアントやデザイナーの思いを形にしていく、いわば橋渡しのような役割だと思っています。
山キノコロリ WEB事業部は、これからも技術と心構えの両面を大切にしながら、誠実に仕事に向き合っていきます。


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